2009年4月5日　ハナ教会礼拝　
「あなたを知る人の上に」（詩３６：１－１２）

序論　世の中には様々な人々がいますが、生の領域は二つの価値観（世界観）で分けられます。信仰の領域の中にいる人と不信仰の領域の中にいる人に分けられるのです。どうしたら信仰の歴史の中で勝利しながら生きていくことができるのでしょうか。ダヴィデはいつも寂しい人でした。しかしダヴィデは不信仰の世の中でも信仰の領域に属していたのでいつも勝利しました。彼は不信仰のため呪と災難の中で苦しんでいたイスラエルを信仰の領域に導く信仰の治者でありました。本文を通じてその秘密を発見しましょう。

１．不信仰の歴史とダヴィデが体験した信仰の歴史
　（１）不信者（命の秘密を知らない）が体験する不信仰の歴史、サタンの歴史（１～４節）
　　１）命を知らない者の絶対的な基準は「悪」
　　　①神様は存在しないと言い、神様を恐れないそのことが悪
　　　②神様を恐れないため偶像崇拝にはまる。
　　　③信仰の領域の中の人々も神様を恐れず不信仰の言葉を口にするミスを起す。
　　２）自分の罪に鈍くなる（罪に対する感覚がなくなるのは呪）
　　　①人間には神様から離れた根本の罪、つまり原罪がある。
　　　②原罪、自犯罪、祖先の罪（偶像崇拝）に対し必ず処罰をもらう。
　　３）不信仰の領域にある言葉そのものが罪悪であり詭計である（海賊船の比喩）
　　４）他の人をどうやって滅亡させるのかを謀略をたて、詭計をめぐらす。
　（２）健康な世界観を持ったダヴィデが体験した信仰の歴史（５～９節）
　　１）主は慈しみがあって、真実である。（5節）
　　２）主は恵みであり、主の審判は深くて深奥である。（6節）
　　３）ひよこが親鶏の翼の蔭の下にいるように平安である。（7節）
　　４）いくら失敗しても新しく蘇生させる歴史がキリストにある。（9節）
２．不信仰の歴史の中でどうやって信仰を持って勝利し克服するのか。
　（１）不信仰に押されないで、恵まれた歴史の中に入り、神様の歴史を味わってください。
　（２）取り組んで戦うのではなく、神の国の福の豊かさを味わってください。
　　１）7人のレムナントと初代教会が持っていた神様が下さる霊的な力がなくてはならない
　　２）私がいる現場で神の国の領域が広がるを不信仰が消えるようになる（マタイ１２：２　　　　　　８－２９）
　　３）全地域で弟子を探し、立てると不信仰に勝てる。
　（３）神様が出した結論は必ず不信仰の人は滅び、信仰の人は勝利するということです。（エフェソ６：１３）

結論　キリストを深く知っていき、最高の福を体験してください。キリストの中で与えられる真の能力を供給してもらってください。悪いサタンはこの命の綱（キリスト）を切るために問題と事件を起し、攻撃します。これに騙されないでください。信仰の歴史、神の国が成り立つ歴史の前でサタンの歴史、不信仰の歴史は滅びるしかありません。行くところところに不信仰が崩れ、神の国が臨む信仰と副の主役、震源地になりましょう。