2009年5月31日　
ハナ教会　2部礼拝　辛奉峻牧師
「神を待ち望め」
（詩篇42:1－１１）

序論：「おまえは神を待ち望め」ダヴィデが自分に対して投げたメッセージであり、すべての問題の答えです。本詩は自己キャンプに成功した祝福を見せています。契約を持っている私たちが苦難に会うときにその問題のせいで失敗するのではなく、神様の祝福された証拠がみことばの成就、祈りの答え、伝道の答えがその問題を通じて現れるようになっています。真に世界福音化の契約を握っている神様の子供であれば、会う問題がだんだん大きくなります。問題が大きければ大きいほど霊権を回復させて世界福音化を味わえるようにします。
　ダヴィデは神様に呼ばれてから時が過ぎると共に苦しみもだんだん大きくなっていました。詩篇42編はダヴィデがアブシャロムの反逆によって王宮からも出され、礼拝もちゃんと捧げることもできない環境の中で作った詩です。苦しみの中でダヴィデの関心はどこにあったのでしょうか。また、その苦しみを解決した方法は何だったのでしょうか。

1．苦しみの中でダヴィデの関心は礼拝にありました。
(1)ダヴィデは神様に礼拝を捧げないことに泣きわめき、切ながっていました。（1－3節）
　1)ダヴィデは環境から来る苦しみではなく、神を慕いあえぐたましいで泣きわめいた。
　2)ダヴィデのように霊的祝福の価値を最高の価値として認めるべきである。（4節）
　3)霊的祝福を味わえなければ結局神様から離れた人生にはいつかは問題が来るようになる。
　4)神様は霊的祝福を最高の価値だと認める人生に対しては責任をとる。
(2)ダヴィデは自分の苦しみのために神様の名に栄光を捧げないことに泣きわめきました。（3節）
　1)ダヴィデは神様の名に栄光を捧げないことのために昼も夜も涙を流した。
　2)神様は私が私の自我を下ろしてキリストで新しい自我を回復することを望んでいる（ｶﾞﾗﾃﾔ2:20）
(3)肉体的問題が大きければ大きいほどもっと大きい霊的祝福の計画の中に入るべきです。

2．ダヴィデは自己キャンプを通じて苦しみの問題を解決していきました。
(1)ダヴィデは自分に対してメッセージを投げ、常時祈りの中に入りました(自己キャンプ)。
　1)本当の苦しみに会うと誰も助けてくれる人はいない。
　2)ダヴィデは「そうじゃない。神様が私と共にいらっしゃる。」というメッセージを投げ、自己キャンプに成功した。
(2)現場を征服する前にまず自分が生かされないとなりません(自己キャンプの祝福)。
　1)自己キャンプは自分が生かされることである。
　2)自己キャンプの祝福を味わえなければ頑張って働いて崩れてしまい、持続できない。
　3)契約を握り、定刻祈りと常時祈りの中に入らなければならない(自己キャンプを味わう方法)。
　4)大きくて強いこの世で勝利するためには契約を握り、常時祈りの中に入らなければならない。
(3)自己キャンプをするとき、神様が見せてくださるものがあり、ほめたたえるようになりました。(6節)
　1)どんな問題や環境の中でも落胆せずに契約を握り祈りの中に入らなければなりません。
　2)その結果神様が見せてくださる恵みを受け(ｴﾚﾐﾔ33:3)、神様をほめたたえるようになる。

結論：世界福音化のために神様は新しい暗やみの組織を私たちに与えます。しかし、祈るときにそれを勝てる霊権をくださいます。世界福音化というのは暗やみを滅ばせることです。世界福音化は私の力ではなく神様が下さった霊権でなるものであるために、問題を通じて霊的戦いの中で得られるものであります。新しい問題を下さるときにはいつでもその問題を持って自己キャンプの中に入るべきです。問題の裏にはいつもむしろほめたたえさせる働きが待っています。問題に騙されないで、問題の中に答えがあるという事実を握って勝利しましょう。