2009年7月5日　
ハナ教会　2部礼拝　辛奉峻牧師
「十字架のことば」
（Ⅰコリント1:4－18）

序論：神様は世界福音化に完璧な計画を持って今日も私たちの全ての歩みを正確に導いてくださってます。しかし、この世に比べて私は弱く見え、私のレベルではダメだと思ってしまうときもあります。しかしながら神様は神様からもらう力を持ってこの世の現場を変えようとおっしゃっています。どうしたらこの地域を生かし、霊的版図を変え、時代を生かすことができるのでしょうか。
コリントは港町であることを除くとほとんど全ての部分で大邱（デグ）と似ていて、商業と偶像と淫乱の町でありました。コリント教会はその町を生かすべきだったのに、偶像崇拝の影響が教会の中にも手付かずのままに入ってきて信徒さえその地域の人々のレベルを超えない状況でした。コリント教会は教会の内部の問題が相変わらずあったのにも関わらずその問題の中におぼれずに地域を生かす祝福を味わいました。どうしたらその祝福を私たちも一緒に味わえるのでしょうか。

1. キリストの名の奥義に人生をかけるべきです。
(1) 成功と滅亡の基準　－　十字架のことばを最高の価値として握っているのか。
(2) この世の絶対的な基準は生命と救いの働きであるキリストの名しかありません。

2. キリストの中にある祝福がどういうものか知るべきです。
(1) 私が神様の意思によって呼ばれたのが祝福です（1節）。
(2) キリストの中で聖なる聖徒として呼ばれ神様が一緒に居られます（2－3節）。
(3)　このことを知れば知るほど真の平安が臨みます（3節）。
(4)　全てを持っている主の中に私がいます（4－5節）。
(5)　揺れない堅固な祝福、巖のような祝福をくれました（6節）。
(6)　キリストの中で責められるところのない者、水準のある者、人格者として立てられます（7－8節）。

３．キリストの中にある祝福に対して目が覚めてないとき、どうなるのかを知るべきです（祈りの答えをもらえない理由）。
(1)　「仲間割れすること」（10節）－人間関係の背後に働く霊的存在をしらないため。
(2)　派閥と人脈を追って動き人間主義を使うようになる（16節）。
(3)　目的を失う（17節）－　教会は伝道のために存在するものである。

結論：　神様が望んでいるものが何かを知り、そこに方向を合わせたら神様から全ての人生を祝福されるようになります。これが答えられる方法であります。キリストの名の奥義と能力を味わい、体験するほど教会の中の問題はもう問題ではありません。
　愚かな者は神様のことばに関して感動がなく、結局滅亡されるようになります。しかし知恵のある者はキリストの名を聞くだけで嬉しくて仕方がない者です。キリストの名の奥義を最高に体験してキリストのその名だけを自慢する祝福された証人になってください。