2009年9月6日　
ハナ教会　2部礼拝　辛奉峻牧師
「現場に勝つ奥義」
（Ⅰコリント5:1-13）

序論：コリント教会は使徒パウロが他の地域とは比べられないほどの長い期間である1年半の間コリントにいながら一生懸命に使役したところです。特別な賜物を体験した教会でしたが、現場の奥義を十分に分かっていなかったので、残念にも問題が一番頻繁に起こっていた教会でした。コリント教会の問題が今私たちの問題であることを握らなければなりません。この問題をどうやったら解決できるのでしょう。

1. コリント教会と現在教会の問題点。
(1) コリント教会の問題
1)教会の中に偶像崇拝の問題が入ってきた（Ⅰコリント10:20）
2)賜物の問題（Ⅰコリント12－14章）
3)不品行の問題（Ⅰコリント5章）
―交通・商業の中心地として様々な人種が集まっていたコリントでは所々に神殿が建てられてあった。神殿で進行する祭事儀式は性的に不穏な行為と密接な関係があった。そういう不品行が教会の内まで入ってくる。
(2) 現代の様々な教会の問題
　1)実例：福音で始まった教会が今は観光地になっていたり、閉まってしまった。（ヨーロッパの教会）
　2)問題：教会は衰退し、信徒たちは何かが物足りなくて迷っている。真の平安、幸せ、祝福を味わえなくて肉体的なことを追及して麻薬、酒、踊りなどで放蕩になる。
　3)原因：教会の本質（ただイエス・福音・伝道）を逃してしまうと、時間が過ぎると共に非本質が教会の本質になった。
(3) コリント教会を見ながらただイエス・ただ福音・ただ伝道を契約として握らなければなりません。
　
2. レムナント（子供）をどう指導するのか。
(1) サタンは間違った喜び、歪められた快楽で後代が真の喜びを分からないようにさせます（Ⅱコリント11:4）。
(2) キリストの中にある真の喜び、真の幸せ、真の楽しみを体験できるようにするべきです。
　1)教育の内容：
　　①不品行に関して罪悪とみなしたり放置する代わりに、福音で理解させて神様の計画を探していくように教育
　　②神様がレムナントの肉体を通じて成す計画があり、神様の栄光をさらけだすことを望んでいるという事実（道徳廃棄論者、道徳論者どっちもなってはいけない）
　2)キリスト御名の秘密を体験すれば神様の力を持って世を変化させて動かすようになる。
(3) 問題と事件があったら現場で子供たちに霊的事実を伝達できるチャンスとして握ってください。


結論：　世界福音化の働きのために家庭が回復できないとなりません。時に家庭を壊す不品行の問題に勝てる答えがキリストその御名の中にあります。キリストその名は災いの問題を解決し、神が御霊として臨むようになり、悪のサタンの権勢を打ち壊す名であります。キリストその名を握って現場に勝つ奥義を回復してください。