2009年6月14日　
ハナ教会　2部礼拝　辛奉峻牧師
「主がかれらを愛されたから」
（詩篇4４:1－１６）

序論：本文はアシュルの王セナケリブがヒゼキヤ王とイスラエルを攻めてきた事実を背景としています（王下18～19章）。イスラエルの民がアシュルの軍隊に完全に囲まれて滅亡される危機を迎えた状況です。実は私たちにもイスラエル民族にあった苦しみや危機がありえます。しかし私たちは問題の中で神様の隠れた計画を探し出し、全ての問題を福音を発見する機会にして改めて修正する機会にするべきです。問題の中でそういう答えを味わうためにはどうすればいいのでしょうか。

1．苦しみに会うたびに私が神様に愛される(神様の喜びになる)存在であることを確認しなければなりません。
(1)神様は一方的に恵みを施して私に救いの働きを成してくださいました。（2節）
(2)救い理由は神様が私を喜んで(愛して)くださったからです(詩篇44:3、ヨハネ3:16、ゼバニヤ3:17－18、イザヤ43:7)
　1)自分に気にならないところがあり過ぎても神様が見る目で自分自身と周りの人々を見なければならない。
　2)神様は私と周りの人々に対しての完璧な計画を持っていて、神様の目的のために私を導いてくださる（神様の栄光、イザヤ43:7）
(3)だからどんな問題を持っていても神様に進んでどれでも嘆願できます(子供の身分)。
　1)神様は私たちがまだ罪人であったとき私たちに対しての愛を明らかにしておられる（ローマ5:8）
　2)神様の子供としてイエス様が全ての人生を導いてくださり（ピリピ1:6）罪と死の原理から開放して（ローマ8:2）、過去の全てのこと、今直面している問題、未来のものまでも完璧に責任を取ってくださる（ローマ8:28）。
　3)この世のいかなるものも神様の子供を勝てる力はない（ローマ8:37－39）。

2．問題をくださった方が神様であることを知ってから神様を見上げるべきです。
(1)問題を下さったのが神様であるため、その問題を解決する方も神様であります。
　1)神様が問題を許したという事実を知らないと人と神様を恨むようになる。
　2)一番早い解決は主を見上げることである。
(2)問題の中に世界福音化の働きを成就される祝福なる答えが入ってます。
　1)これが問題を与える理由である。
　2)パウロの場合：神様は問題と事件の中で全世界に弟子を立てる霊的力をくださった。
(3)問題にあうときにまず契約から握ってください。
　1)「あらゆる国の人々を弟子としなさい」という約束を握って祈ったらいい（マタイ28：18－20）
2)イスラエル（詩篇44編）、初代教会、エリヤ、ヨセプは苦しみにあうときに神様を見上げた。

結論：一つの企業を導く事業家もリーダーの器を指導力がなければなりません。いわんや私たちは地域を征服し世界福音化の祝福を味わう者であるのに、霊権なしにどうやって現場の征服ができるのでしょう。問題を写実的にみてください。苦しいからといって落ち込まないでください。諦めないでください。神様はむしろ問題を味わえるように霊権を回復させ、必ず世界福音化の貴重な祝福を十分に果たせるように私たちをたてていきます。